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乾癬の内服療法

外用療法・紫外線療法などを行っても改善されない場合に検討します

外用療法・紫外線療法などを行っても改善されない場合に検討します

乾癬の内服療法は、外用療法や紫外線療法などを行っても十分な効果が得られない場合や、関節炎を合併している場合、さらには症状によりQOL(Quality of Life:生活の質)が著しく損なわれている場合などに検討します。

現在、乾癬の内服薬として“ビタミンA誘導体”“免疫抑制薬”“PDE4阻害薬”の3種類が保険適用となっております。
小林皮フ科クリニックでは、これまでの乾癬治療の豊富な経験・実績を活かして、その方に最適な内服薬を処方させていただきます。

乾癬の内服薬

ビタミンA誘導体

ビタミンA誘導体の主な効果として、浸潤・肥厚(しんじゅん・ひこう:皮膚の細胞が過剰に作られて、表皮が盛り上がる症状)を抑え、皮膚の新陳代謝を調整し正常な皮膚の再形成を促す効果が挙げられます。
外用療法では効果が得られなかった中等度から重度の尋常性乾癬などに対して使用されます。

服用中に口唇炎、肝機能障害などの副作用が起こることがあり、また精子や胎児に影響を与える恐れがあることから、服用中のみならず中止後も男性で6ヶ月、女性で2年は避妊が必要となります。

免疫抑制薬

乾癬により過剰に働いている免疫細部に作用し、免疫反応を抑制することで症状を改善へと導きます。
腎機能に影響をおよぼす恐れがあるため、服用中は定期的に血圧測定や血液検査を行います。

PDE4阻害薬(オテズラ)

免疫細胞に存在する酵素の働きを抑制し、炎症を抑えることで乾癬の皮膚症状や関節炎などを改善させます。
高い効果が期待できる内服薬として注目されていて、当院が力を入れている紫外線療法との相性も良いと言われています。

新たな内服療法の選択肢として注目されています

従来、乾癬の内服療法ではビタミンA誘導体や免疫抑制薬しか選択肢がありませんでしたが、近年、新たな選択肢としてPDE4阻害薬(オテズラ)が登場しました。
内服開始時の消化器症状など、軽度の副作用にさえ注意すれば安全性の高い選択として他の治療方法と組み合わせることが容易な内服薬です。

当院でも外用療法や紫外線療法を行っても十分な効果が得られなかった方や、外用の手間が煩わしい方、紫外線療法のために通院する時間がない方、さらには他の内服薬で副作用が出たり、効果が乏しかったりする方などを対象に処方しております。

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