院長のワンポイントアドバイス

乾癬ワンポイントアドバイス➀

初めまして、小林皮フ科クリニックの小林です。

大阪大学を辞した後、市内で開業して15年が過ぎ、毎月200人以上の通院される乾癬患者さんを私一人で診察していますが、日々勉強させられることばかりです。これまで私が感じたことを少しずつ述べさせて頂き、皆様のお悩みに少しでもお役に立つことができれば幸いに思います。よろしくお願い致します。

最初なので少しだけ患者さんへ、受診時のアドバイスを。
乾癬は経過の長い病気なので、患者さんの中には発症時からの治療経過を詳しく話そうとされる方が多くおられます。そのため肝心な最近の皮膚の状態や治療内容に至るころには息切れしてしまって、医者に重要なポイントが伝わりにくいことがあります。患者さんが悩んでいて医者に伝えたい情報と、医者が今後の治療に参考になる情報が大きく異なることは稀ではありません。過去の薬剤や治療で差し障りが出た場合は内容をご説明頂くべきですが、そうでない場合は大まかにこれまでどんな薬剤や治療方法を試したことがあるのか、また現在の治療については詳しくご説明頂き、あとは医者の方が知りたい部分を質問して補完していくという手順がより効果的かと思います。さらにお悩みの部分については、その後で医者にお話し頂いた方が経過の中に散りばめてお話しされるより、より的確にお答えしやすいと思います。お悩みの質問又は、内容をメモ書きにして医者に手渡しておくのも一つの方法かもしれません。初めて受診される医療機関では少し注意されてはいかがでしょうか。

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