阪急三国駅からすぐ、駅直結のビル内にある小林皮フ科クリニックでは、乾癬、アトピー性皮膚炎、白斑などの慢性的な皮膚疾患を中心に、各種機器を充実させることで大学病院と同等の専門的な治療を行っています。
乾癬でお悩みの方が大勢ご来院されていますが、そうした方に対して「今はとても効果的な治療方法がたくさんあるので、諦めないでほしい」とおっしゃる小林院長に、普段の診療で大切にしていること、患者様への思い、治療の特徴などをお聞きしました。
乾癬に対して大学病院レベルの治療を提供
駅近・アクセス便利なので通院がスムーズ
開業当初は一般的な皮膚科として保険・自由診療を幅広く行っていたのですが、大学で乾癬の専門外来を行っていた関係から、徐々に乾癬などの慢性的な皮膚疾患でお困りの患者様にたくさんお越しいただくようになりました。
さらに開業当時の17年ほど前、ちょうど紫外線療法が広まり始めていて、それに合わせて当院でも紫外線療法のための設備を導入したのですが、そうした従来であれば大学病院などの大病院でしか受けられない治療が、駅近の生活圏内のクリニックで受けられるという点も大きかったと思います。
独立開業に際して阪急沿線で良い物件はないか探していて、いくつか目星をつけていたのですが、ちょうどその時、こちらのビルでクリニックフロアが設けられたということと、駅直結のビルでさらに梅田駅からも近いのでアクセス便利ということが決め手になりました。
ここなら雨の日も濡れずにお越しいただけますからね。
通院される患者様のご負担が軽減できる点が気に入りました。
慢性疾患である乾癬、アトピー性皮膚炎、白斑、掌蹠膿疱症をはじめ・・・火傷、お子さんのとびひや、イボ、タコなどあらゆるお肌トラブルでお困りの方がお越しになられています。
特に乾癬は症状の改善が難しい疾患ですので、「他院で治療を受けたが、満足のいく効果が得られなかった」という方が大勢いらっしゃっています。
当院の患者様の半分くらいが、そうして他院から転院されてきた患者様です。
全身型紫外線治療器などの各種設備が充実
乾癬は決して“一生治らない病気”ではない
先ほどお話しした通り、他院から転院されてきた乾癬の患者様が多いので、まずは他院でどんな治療を受けてきたのか、過去の治療歴を詳しくお伺いするようにしています。
他院での治療に満足できずにこちらへお越しになられているわけですから、それと同じことをしていては意味がありません。
乾癬は経過が長いわりに改善させにくい病気で、医師によってはあまり詳細に説明したがらない方もいます。
あるいは、お薬を処方してすぐに治るという病気ではないので、「これは治らない病気です」と言い切ってしまう方もいるようです。
これは、患者様からすればショックですよね。
私は「頑張って治療すれば、ほとんど皮膚の症状がなくなる方はたくさんおられます。ただし、未だに原因不明な部分が多いので、100%ではありません」ときちんとご説明するようにしています。
経過の長い病気なので、乾癬についてすでに詳しい知識をお持ちの方も多いですが、基本的には病気に関する情報をご提供して、現状をきちんと把握していただいたうえで、どのように治療していくか、“原因不明で100%治せる病気ではない”という部分とどう向き合っていくか、そういうところを一緒になって考えていきたいと思っています。
まず、乾癬への紫外線療法が受けられることです。
当院では全身型紫外線治療器(ダブリン3シリーズX)などの各種機器を充実させていて、乾癬のほかにもアトピー性皮膚炎や白斑・掌蹠膿疱症などに対しても効果が期待できます。
乾癬の紫外線療法、特に全身照射はどこでも受けられる治療というわけではなく、大学病院などの大病院を中心に行われている治療ですが、そちらで治療を受けるとなると待ち時間も長いですし、通院も手間です。
そうした専門的治療がアクセス便利な生活圏内で受けられることは患者様にとって大きなメリットで、さらに当院では短い待ち時間でスムーズに受診していただけます。
この“短い待ち時間でスムーズに受診”というのも当院の特徴です。
小林皮フ科クリニックは現在、予約なしで診療を行っていますが、医師とスタッフのチーム医療により効率と質の高さを両立させた診療を実現させています。
予約なしだと「時間がかかるのでは?」と心配な方もおられるかもしれませんが、乾癬の紫外線療法を受けられる方でしたら、治療時間そのものは長くて2分半程度ですので、早ければ10~15分程度でお帰りいただくことも可能です。
これが大学病院だと、1時間近く待たされた後、数分程度で治療が終わり、その後もお会計やお薬を受け取るのにまた1時間近く待たされてということになり、患者様にとってこれは大きな負担ですし、治療の継続を妨げる要因ともなりかねません。
その点、当院ではそうした負担が大幅に軽減されるので、治療の継続にも繋がるのではないかと思っています。
“継続は力なり”
決して治療を諦めずに相談してほしい
今も少し触れましたが、“継続してもらえる治療”を行うことです。
乾癬・アトピー性皮膚炎などの慢性的な皮膚疾患は、抗生物質を飲んで終わりという病気ではなく、“継続は力なり”の部分が大きいですので、アクセス便利・短い待ち時間・スムーズな受診といった要素でそれをサポートしつつ、最新機器を用いた効果的な治療をご提供して症状改善を目指しております。
繰り返しになりますが、乾癬やアトピー性皮膚炎などの慢性的な皮膚疾患で大切となるのが“継続は力なり”です。
是非、継続して治療を受けるために信頼のおけるドクターを見つけて、そのドクターととことん付き合っていただければと思います。
乾癬やアトピー性皮膚炎はすぐに治る病気ではありませんが、今では効果的な治療方法がたくさんありますので、頑張っていただければ必ず良くなるはずです。
よく乾癬の患者様にお話しするのですが、乾癬は“一生治らない病気”ではなく、“治ることもあるが、再発する可能性もある病気”だということです。
決して治療を諦めたり、ドクターショッピングを繰り返したりせず、信頼のおける医院にて継続的に治療を受けていただければと思います。